こんにちは!
最近、“インプット奴隷合宿”という旅行スタイルが、若者を中心に流行っていることをご存じでしょうか?
これは、観光ではなく知識の吸収、すなわち“インプット”を目的とした旅行だといいます。
YouTubeの人気チャンネル「ゆる言語学ラジオ」から生まれた言葉だそうで、宿泊予約サイトでも特集ページができるなど、徐々に人気が上昇しているのだとか。
インプット奴隷合宿は観光を目的としていないので、あくまで旅先で自分のためにインプットをするだけなんだそう。インプットの形は人それぞれで、例えば、なかなか読めずにいた本を読む、映画やドラマを一気見する、友人と夜通し議論を交わすなど…
とにかく何かに没頭できる環境で、集中して知識を詰め込むことを楽しむ旅行というところでしょうか?
この言葉の発祥となった「ゆる言語学ラジオ」の水野さんはこのように話しています。
「ランニング中にラジオを聴いたり、スマホゲームをしながら読書をしたりと、常に情報を取り入れていないと落ち着かない性分です。元々好きでやっていたことが、気付けば“情報を取り入れなければ”という強迫観念に駆られている状態になっていて、それを“インプットの奴隷”と表現したところ、共感してくれる人が多くて驚きました。」
水野さんは、どうせなら“インプットの奴隷”に徹する旅をしようと思い、旅先での過ごし方やコツなどを“インプット奴隷合宿”と称して動画内で紹介すると、若者たちを中心に輪が広がっていったそうです。
“合宿”というとストイックなイメージを持ちますが、実際には旅行の内容は自由ということですね!
また、インプットが目的の旅なので、遠くに行かなくても安いビジネスホテルなどでも楽しめるのが手軽でいいでしょう。最近ではビジネスホテルでも温泉がついていたりするので、いつもとは違う環境でインプットを楽しんだあとに、ゆっくりと温泉につかるのもいいかもしれません。