こんにちは!
タイなどの東南アジアに訪れたことがある方は、3輪タクシー「トゥクトゥク」を見かけたことがあるのではないでしょうか?
トゥクトゥクとは、前席に運転者が乗り、後部の荷台に乗客や物を乗せて運ぶ乗り物です。
日本では、ほとんど見かけることのないトゥクトゥクですが、なんとかつて日本で生産されていたオート3輪のダイハツ ミゼットがルーツとなっているのだとか!
自動車黎明期を支えたミゼットは、経済成長とともに少なくなっていき、タイを中心に輸出されたのですね。そして、現地のスタイルやニーズに合わせてカスタマイズされ、誕生したのがトゥクトゥクということです。
最近、そんなトゥクトゥクにスズキの「ハヤブサ」のエンジンを載せ替えたものが注目を集めているといいます。
ハヤブサを移植すると、最高速度は240キロを超えるとのこと…!
魔改造されたトゥクトゥクは、独自のカスタムマシン作りで人気がある海外YouTubeチャンネル「Motor Addicts」が紹介しています。
ハヤブサを移植したトゥクトゥクは、エンジンをかけると爆音を放ち、車体をガタガタと震わせるそう。小型で軽い車体が分解してしまうのではないかと心配になりますね…。
また、エアバッグやABSなどの安全装置は搭載されていないため、少しのミスも許さないとのこと。動画ではそんな心配もなしにスリルを味わいながら、トゥクトゥクのすさまじい加速力を見せつけていました。日本ではちょっと考えられませんね(笑)
日本のダイハツ ミゼットがルーツというのにも驚きですが、輸出されてから現在に至るまで色々と進化を遂げているのも面白いですよね。
今後もトゥクトゥクの進化に注目していきたいと思います!